製作事例

汚泥引抜き作業

修繕補修工事

2017年3月
東京都某マンションにて汚泥引抜き作業を実施致しました。
汚泥引抜きは処理槽を適正に稼働させ、放流水質を基準値に保つ為に定期実施が必要な作業です。

こちらの大規模マンションは液化分解槽タイプの処理槽で、毎年約30㎥の汚泥引抜きを実施しています。
2重スラブ構造の為、ホースの引き回しも多く、十分な安全対策を講じて実施しています。

<液化分解>・・・槽内を嫌気状態に保ち、生ごみ有機成分の主成分である蛋白質・脂肪・炭水化物などが酸性生菌と呼ばれるバクテリアの加水分解作用・脱アミノ酸作用などの酵素作用により酢酸・プロピオン酸・酪酸・アルデヒトおよびアルコールにまで液化分解する。

【写真】上段:バキューム車両 中段:地下ピット内 下段:バキューム作業中