ディスポーザについて
ディスポーザとは、キッチンシンクの排水口の直下に設置され、水を流しながら生ごみを粉砕し、ディスポーザ専用排水管に流しだす機器の事です。
悪臭の原因となる生ごみはキッチンではわずらわしい存在。そのためディスポーザがあれば、生ごみを外に出さずに簡単に処理でき、清潔で、嫌なにおいも発生しません。快適で清潔なキッチンライフが楽しめます。
ディスポーザ処理システム概要
全住戸からの生ゴミを共用の処理槽で一括処理します
正しく使って清潔・快適なキッチンを、処理した後の共用部への心づかいも大切です。
※ディスポーザ排水処理システムは、ディスポーザと排水処理槽のセットで、(公社)日本下水道協会「下水のためのディスポーザ排水処理システム規格適合評価」を取得したものになります。
適合評価外、もしくは認証未取得の製品に関しましては設置できません。
ディスポーザの正しい使用方法
ディスポーザの機能により、若干使い方は違います。お手持ちの取扱説明書も参考にしてください。
※メーカーにより仕様が異なります。
投入してはいけないもの
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金属・ガラス陶器類
粉砕できないため、噛み込みなど発生したり、ディスポーザ内の部品を壊すことがあります。
スプーン、フォーク、ビン、グラスの破片やお皿茶碗の破片など
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繊維質の強い物
ディスポーザは生ゴミを「すりつぶす」構造のため、繊維質の物はそのまま残り、排水詰まりを起こす事があります。
タマネギの皮、タケノコの皮、バナナのヘタ、枝豆のサヤなど
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高温の物
ディスポーザ内部には、ゴムの部品もあるため、劣化しやすくなります。
熱湯、熱いゆで汁など
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固い生ゴミ
粉砕できないため、噛み込みなど発生したり、ディスポーザ内部の部品を壊す事があります。
貝、甲殻類のカラ、大きな魚の骨、肉の骨、トウモロコシなどの芯、カボチャ・柿・桃などの固い種、栗の皮など
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堆積しやすい生ゴミ
ディスポーザで粉砕されても、その後の排管に堆積しやすく、排水詰まりを起こすことがあります。
卵の殻、生米など
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生ゴミ以外
粉砕出来ない、排水処理槽で処理できないなどの理由があります。
割り箸、爪楊枝、串、プラスチック、ゴム、紙、ビニール袋、ラップ、花の茎、アルミホイル、タバコの吸い殻など
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その他
排水管を詰まらせたり、排水処理槽のバクテリアが死滅することがあります。
天ぷら油、薬品(酸性洗剤、アルカリ性洗剤、殺虫剤、除草剤など)
※台所用中性洗剤は問題ありません。
但し、多量の洗剤は浄化設備に悪影響を及ぼします。
ディスポーザの機能により、若干使い方は違います。お手持ちの取扱説明書も参考にしてください。
※メーカーにより仕様が異なります。
ディスポーザの上手な使い方
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大きい生ごみは小さく切ってから投入する(2~3cm角程度)
噛み込みや、大きな振動・異音などを防ぎます。
モーターの負担も軽減されます。 -
生ごみは無理に詰め込まない
モーターに負担がかかり、故障の原因になる事があります。
ゴムジョイント部にキズがつき、水漏れの原因になる事もあります。 -
多めの水を流しながら粉砕する
必ず水を流しながら使用してください。
8ℓ/分…人差し指強程度
生ごみは、水の流れに乗って流れていきます。
そのため、運転前から水を流し、運転後も数秒は水を流したままにすることで、排水管の中に堆積しにくくなります。また、上手にディスポーザを使用しても、少しずつ排水管の中にゴミは堆積してきます。
週1回は5L程の水を流すことで、排水管の中のゴミを洗い流して下さい。 -
色々な物を混ぜて粉砕する
ご飯などは粘着性が強いため、それだけで粉砕すると、排水管に詰まってしまう事があります。
野菜など混ぜて粉砕することにより、排水つまりの危険性が、ぐっと下がります。 -
使わないときはごみこしを付ける
知らない間にスプーンやフォークが入ってしまわないようにごみこしを付けることで異物の落下を防げます。
※ごみこしは、ホームセンター等で販売しております。
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ディスポーザ内部を清潔にする
長時間生ごみを溜めたままにしていますと、粉砕室内の目詰まりによる排水不良や、菌の養殖によりヌメリ・汚れ・臭いの原因となります。 生ごみは少量ずつこまめに流しましょう。
定期的にディスポーザ内部に氷を入れ、食器洗い用の中性洗剤を数滴たらし、水は作動スタートから5秒程度少量を流し、その後止めて運転して下さい。
氷がシャーベットのようになり、ちょっとしたヌメリを洗い落としてくれます。
最後に水を流してシャーベット状の氷を溶かし流して作業完了です。
「リセットボタンの解除を行ってもディスポーザが動かない」「排水しない」「水漏れがする」等の不具合の場合、
下記お問い合わせよりご連絡ください。